三菱ラジオ--5P-468 (真空管ラジオ)





前回の三菱5P-380に続き、今回は同じく三菱の5P-468になります。
このラジオは、youtubeで見つけたラジオで「欲しい!」とオークションを探したところ見つけました。
サイズはペットボトル(500ml)の1.5倍サイズでかなり小さく感じます。
球は12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4の5球スーパーです。
修理が完了した現在では学校から職場まで持ち歩いて活用してます!!
到着した時には部品の確認後電源を入れましたが入りません。音もなりません。
パイロットランプ(6.3V0.15A)は切れていました。
毎度この瞬間は凹みます・・・・
フロントパネルは汚れ、全体がくすんだ感じ。

製品の仕様図、やはりこの時代はMC(メガサイクル)KC(キロサイクル)
すてき!!

同じく、回路図、ありがたや〜。
このラジオは他の修理記がかなり有りますので技術的なものはそちらを参照してください。

動作確認中!!
よろしくない部品は交換して、すべての部品をチェック。今回は結構簡単でした。
ただ、まだITF調整してないのよね〜(^_^;)

このようにおねんね中でもビビらずに真空管ラジオを使う!漢でしょ!?
あ、もちろん10時間は動作チェックをしてますが・・・・


というわけで、レストア完了。
小型で手軽にモバイル!?できてしかも真空管アンプにもなり、短波とAMも聞ける!!
これ以上にないラジオで私のハートを刺激し続けます(笑)
実際にはかなり味があるラジオで雰囲気や音質、パネルの金のラインまで、結構気に入ってます。



実際のレストアは電気的なところよりはプラスチックの修理や清掃、磨いた時間のほうが多くかかりました。
修理後の確認でどうもハム音がしてましたので確認してみるとブロックコンデンサのあったところへ電解コンデンサを入れましたが、
そこがどうもアース不良で(テスタで確認、シャーシ自体にハンダでした)そこを修理したら直りました。
やはり、AC電源も使うことも有り、古いこともあり、なかなか直すときはビクビクします。
プラスチック部分はフロントの金のテープが剥がれかけてたのでボンドで貼り付けたり、
ひたすら車用ヘッドライトクリーナーでフロントパネルを磨く作業。
内部の内側の清掃などが主でした。
1013年9月現在は5台ほど真空管ラジオが修理待ちなのでまだまだ抜け出せそうにありません(笑)
あ・・・フロントパネルやらシャーシ固定のネジやらバリコン固定やらのネジは全部交換しました。
でもね・・・旧JIS(T_T)
平成25年9月19日--三菱-5P-468作成--




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