ソニーTFM-9200
まえ製作所・ラジオ修理館
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ソニーのホームラジオ、TFM-9200の修理です。昭和46年頃発売されたらしくこの時代のラジオは電解コンデンサーが死んでいる確率が高いです。
ちなみに、このTFM-9200はこれで4台目の修理、修理を完了するとあちこちから「ほしぃー」、「いいなぁー」という声が聞こえてきて、
嫁いでいきます。このラジオも動作不可のジャンク品ですが、3枚目の写真にあるように、何かの記念品みたいです。
ただ、この写真のラジオは今までのとは違い、「曲者」でした。


ん〜変圧用のトランスはなぜか錆びてるし、電池のマイナス端子は錆でお亡くなり。
回路自体は問題ないように見えるが・・・・・・
おまけにAM用のバーアンテナも折れている。もうね、なんなのよ!



というわけで、秋葉原でバーアンテナとしては多分最長を誇る180mmをおごり、
コンデンサを交換しましたが、ん〜音が歪むんですよね〜、なんだろう、こう、音声を増幅できてない感じ。
実は、ここでしばらく時間を開けていましたが、原因がわかりました。画像右の部分。
ソニーの当時の独自技術。「ペアトランジスタ」のコレクタが折れてました。
これゃ、ダメだわ。てか、なぜ??折れるんだ????その後、もちろん修復。



というわけで、直りました。他の9200より、バーアンテナの長さが違うためか、AMが入る入る!!
乾電池のケースは無かったので、サランラップの芯を使いました。
右の写真は確か2台目・・・?の直したラジオです。
佐野博士が愛用中!!!

というわけで、4台目ですが、実は自宅にまだ一台。
自分も最近My9200をなおしたのですが、音も良いし音量が大きい、感度も○なので愛用しております。
この頃のラジオはいいですね。味というものは薄いですが、単純で使いやすい。いやぁ、余力があれば、もう少し欲しいかも!?

最後に一つ・・・・
また一つ、ジャンクを、製品にしてしまった・・・・・・×4台
平成26年2月10日--ソニーホームラジオTFM-9200作成--




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