SANYO トランジスタラジオRP-1280をキレイにしよう!
http://maepen25.com/radio/new-radio/rp-1280/rp-120.html
 

サンヨーのトランジスタラジオRP-1280をキレイしてみましょう。

80年代に安価で販売されたラジオ。懐かしい方も多いのでは!?

今回はケミコンの予備交換もしております。

詳細はありませんので参考としてご覧ください






40代より上の方は見覚えがあるそうです。ちょい前のホームセンター等で安価に販売されていたそうです。 このSANYOのRP-1280は香港製と中国製があるみたいですね。年代によるのかな? よくできたラジオセットで電池を入れてばまだ元気に動く個体が多いです。設計が良いのでしょう!



このラジオは蓋を開けると基板がモロに見えます。良い意味でコストダウンを図っているラジオです。 基板はケースのプラに”ツメ”で引っ掛けてあるだけなので簡単に外せます。今回は掃除も兼ねてるので全バラコースです。




スピーカーは経験上ホコリまみれの個体も多いですが水は厳禁なので硬めの歯ブラシのあとに柔らかめの歯ブラシでホコリを取り除きます。 この時にちゃんとコーン紙が動くか確認をしておくと良いでしょう。



ご覧の通りでケースは中性洗剤で清掃して乾かし液体コンパウンドで丁寧に艶を出していきます。



さて、ラジオセットの基板です。このままでも動作しますが電解コンデンサを新しいのにしてIFTを調整します。 電池受けの端子も磨き粉で磨くと良いでしょう。



裏面です。未清掃です。
わざわざラジオの基板を清掃することもないのでハンダ付けした際のフラックス(多分当時だから松脂)が多量に残ってます。 ベタつくんですよね。これ。



で、電解コンデンサを交換しまして・・・・



改めて未清掃の基板裏面です。これを薬品で清掃しますと、



こんな感じにベタつきもなくなりスッキリします。まぁそのまま汚れていても良いのですけどね(笑)



他の部品もハンダを当てながら位置を修正します。



出来上がってきましたね!ここまでくれば8割完成!



この時点で動作を確認してラジオの受信関連の調整を行います。
音量、IFT,トリマ、あとは消費電流をみて完成。選局のパネルも貼り付けます。



はい!完成。って掃除する前の写真がないよね(´・ω・`)
このラジオはすでにお買い上げ済(ありがとうございます)です。まぁトランジスタラジオでも一つひとつ丁寧に 検査・修理・清掃をしておりますよ!というお話。しかもそれなりに手を入れてあげればまだまだキレイに現役☆
このラジオ、RP-1280は直すとすぐに売れたり人に渡ったりします。
なぜかなぁー?とお聞きすると「懐かしい!」だそうです。あと現代だと黒や銀色のラジオばかりで確かにポップな感じに 見えなくもない?音量も感度も十分ですし素直な個体なので扱いやすいです。個人的にはDSPよりはトランジスタでのラジオが良いんですけどね〜



平成30年12月31日記事作成
そして、また、高性能へ
High performance to the future
〜まえ製作所〜
合言葉は「また一つ、ジャンクを製品にしてしまった・・・」


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